[東大式]データに基づく米国株研究所

東大卒のダメリーマンが2億円でFIREを目指して米国株を研究します。ファクトに基づくデータ分析は得意です。相場の過去データや経済指標のマクロ分析、myPFの公開、個別銘柄のデータ紹介などやっていきます!!

米証券会社FirstTrade利用のすすめ

みなさんこんばんは。2億円FIREマン(目標)です。

今回は私の利用している米証券会社 FirstTradeを紹介したいと思います。

最後に私の考えるメリット・デメリットを記載しますのでてっとり早く知りたい人はジャンプ。

 

Firstrade Securities Inc.

www.firstrade.com

 

ちなみに私は今は4つの証券会社口座と2つの??を保有しています。

 SBI証券 

      主口座。主に長期投資用

 楽天証券 

      毎月積み立てしようと思って開いたけど使わず放置

 サクソバンク証券 

       FirstTrade開く前に作った。航空銘柄のJETSやARKが買いたくて。でもFirstTradeを作った今使い道ない。ヨーロッパや中国の銘柄は必要に応じて今後ここを使いたい。が手数料が高いのと円建てなのが嫌。

 FirstTrade

   本日紹介。もうSBIより主証券会社にしたい気分。

 セゾン投信

 ずっと毎月積み立て。手数料も高いし辞めたくなってきたけど放置中。

 確定拠出年金

 まあ会社の

 

2022年4月時点でFirstTradeと国内証券会社を比較すると下表の感じです。

でもこうも沢山情報があると読む気なくしますよね。

 

大項目 小項目 Firstrade 楽天証券 SBI証券 マネックス
証券
DMM 株
入出金
手数料
入金時為替手数料 片道5銭
※Revoult利用
片道25銭 片道4銭
※SBI銀行利用
片道0銭
※6月まで
片道25銭
入金時海外送金料 無料
出金時為替手数料 片道25銭 片道25銭 片道4銭
※SBI銀行利用
片道25銭 片道25銭
出勤時海外送金料 5000円
売買 $0.00 0.495% 0.495% 0.50% $0.00
最低手数料 $0.00 $0.00 $5.00
上限手数料 $22.00 $22.00 $22.00
配当金 受取通貨 ドル建て ドル建て ドル建て ドル建て 円建て
取扱銘柄 米国株取扱銘柄数 約11,000銘柄 約4,767銘柄 約5,053銘柄 約4,917銘柄 約1,933銘柄
取引手数料
無料
全銘柄 一部ETF
15銘柄
一部ETF
9銘柄
全銘柄
NISA口座 ×
特定口座 ×
DRIP配当金
自動再投資
× × × ×
空売り × × × ×
オプション取引 × × × ×

 

上記の表の整理にはみんかぶさんの情報を参考にさせていただきました。

kabutan.jp

 

表は読む気がしないと思うのでFirsttradeのメリット・デメリットを述べていきます。

1. 為替手数料、入金手数料ほぼ最安 むしろ実質プラス

RevoultというイギリスのFintech企業経由で入金すると為替手数料は5銭程度で、国内最安の住信SBIネット銀行SBI証券のルートと遜色ありません。

さらにRevoultの口座への入金はデビットカードで行うのですが、楽天銀行デビットカード経由で入金すると1%ポイントが貰えます。

これで入金したら実質プラスなのです。

アメリカから日本への送金は5000円程度かかるようですが、複利で増やした後なら無問題でしょう。

 

2. 空売りオプション取引ができる

これはもう説明するまでもありませんが、株の空売り、オプションができるって最高ですよね。面白味もあります。

3. 取扱銘柄数が多い

基本的にアメリカの上場株、ETFがすべて購入できます。

①今では誰も買いたくないかもしれませんがキャシーウッド様のARKインベストメントのARKKをはじめとするETFが買い放題です。(今後とも買いませんがwwf:id:millionare-fire:20220412195605p:plain

②去年から日本国内で取り扱われなくなったARCC,FSKなどのBDC銘柄も買えます。BDC銘柄は配当率が何と10%弱程度見込めるとんでもない高配当株です。

BDC銘柄とは、Business Development Company の略称。
米国における中小・中堅企業や新興企業の事業を金融・経営面からサポートする投資会社のことをいいます。BDC銘柄の特徴として、利益の90%以上を投資家に配当として還元することで法人税の免除があります。

 

③私が先日来購入して利益を出しているVIX関連ETFも買えます。

millionare-fire.hatenablog.com

 

④日本で取り扱いのない個別銘柄も買えます。

私は Energy Transfer (ティッカーシンボル $ET)という銘柄を買っています。アメリカでは高配当 & エネルギー株として人気の銘柄です。

 

4. DRIP(配当金再投資)ができる。端数も購入してくれる。

これは株の配当金が出たらその分の同じ株を自動で追加購入してくれるシステムです。1株単位ではなく金額分 端数を買ってくれます。

以下は私の2022/4/12時点のポジションです。ETとJETSはすごい端数が設定されているでしょう。(Quantityの列)

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このDRIPの何が嬉しいかというと、配当金というのは配当が出される都度、日本から20%配当税が取られます。きっしーに取られます。

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でもDRIPをすると配当金に対する税が取られないのです。投資信託でやられていることと同じことができてしまうんです。

しかも投資信託より個別株やETFのほうが手数料が安い。

これ複利が積み重なっていくと結構バカにならないんですよね。

前述のBDC銘柄で配当率10%として、

100万円買うと、毎年10万年配当を受けて、2万円日本に徴収されます。

がDRIPするとその2万円分を取られずに配当再投資ができるという素晴らしいシステムです。

 

5.プレマーケット、アフターマーケットでの取引

プレマーケット、アフターマーケットで取引ができます。

日本ではマネックス証券のみが可能なのでしたっけ。

プレマで入れるのって大きいですよね。良いニュースがあった時、大抵プレマの上げが増幅しますからそれにのっかってデートレードできます。

 

6.モーニングスターのリサーチツールが無料で使える。

モーニングスターのリサーチ結果が無料で使えます。

モーニングスター株式会社(英: MORNINGSTAR JAPAN Inc.) は、東京都港区に本社を置き、投資信託の格付け評価を中心として、アナリスト等による世界規模の金融・経済情報の提供を機関投資家およびセミプロな個人投資家向けに手がける企業である。

7.現金をいれておくと利子がつきます。

これからアメリカの政策金利は2%にむかっていくので、ポジション持ってない期間に利子がつく可能性があります。

8.黒田日銀崩壊の際に、外国に資産があると役に立つ?

これはちょっとわかりませんがww

f:id:millionare-fire:20220412202711p:plain

-デメリット1. NISA非対応。

まぁこれはNISAを越えた金額で遊べばOK.

 

-デメリット2. 確定申告

日本の特定口座のようなシステムがないので自身で損益を計算して確定申告する必要があります。

全取引をエクセルで一覧化して、その日毎の為替で税金を計算したうえで、確定申告をしなくてはいけません。でも取引履歴はダウンロードできるので、そのエクセルに日次の為替情報を入れて計算式入れれば何とかなるっしょって思っています。

-デメリット3. 英語対応

基本は英語対応になります。ま、ここは勉強もかねて頑張ってください。

 

まとめ

メリット
1.為替手数料、入金手数料ほぼ最安 むしろ実質プラス
2.空売りオプション取引ができる
3.取扱銘柄数が多い
4.DRIP(配当金再投資)ができる。端数も購入してくれる。
5.プレマーケット、アフターマーケットでの取引
6.モーニングスターのリサーチツールが無料で使える。
7.黒田日銀崩壊の際に、外国に資産があると役に立つ?

デメリット
1. NISA非対応。
2. 確定申告
3. 英語対応

 

いかがでしたでしょうか。デメリットを補って余りあるメリットしかないと思っています。メイン証券会社を徐々にFirstTradeに移管したいぐらいです。

作りたい人には協力しますので色々聞いてください!

 

一応何度か私も英語でFirstTradeに問合せしました。

 

 

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